家の購入について書いています

建売か注文住宅か

投稿日時:2017-09-21 14:20:05

家の購入をする上で、建売住宅にするか注文住宅にするか迷っているという方は少なくないでしょう。建売というとすでにある家を購入する方式が一般的です。最近では完成前、建設前の建売住宅を販売するケースも増え、場合によっては設備などの仕様にある程度融通が利くケースもあります。しかし元々仕様が決まっているものですので、自由度は低く、仕様変更やオプションの追加は非常に高額になってしまう可能性があります。

一方、注文住宅は自分で自由に間取りを決定することができます。土地の許す限り、じっくりと間取りを熟考してライフスタイルにあった住宅をオーダーメイドできるのが強みです。ただし、建売よりはどうしても高額になります。とはいえ、最近ではローコスト住宅メーカーも増えましたので、規模やハウスメーカー次第では建売住宅と変わらない値段で建てられるかもしれません。

ただし、注文住宅で注意すべきは、土地がない場合は土地代が別途で必要な点です。建売は土地も含めてローンを組めますが、注文住宅では土地の代金は別途で用意する必要があります。また、土地を購入できても「建築条件付き」であった場合、建築するハウスメーカーや仕様などがある程度指定されていて、注文住宅のメリットであるメーカーや間取りを自分で選べる魅力がなくなってしまう可能性もあります。

建売は間取りにこだわりがない方向けで、すぐに入居できて、大規模な分譲地の場合は周辺に公園などが設置されて住環境が整いやすいのがメリットです。注文住宅は、間取りにこだわりることができる、狭い土地を有効活用した家づくりができるのがメリットでしょう。

自分がどの部分を重視して、どの部分を妥協できるのかが、家の購入で失敗しないポイントです。